床での横座り、脚を組む、片足に体重をのせる、中腰などの姿勢は、腰痛の原因となるだけでなく、カラダのバランスを崩す原因となります。
疲れているからといって、休日を寝て過ごしているとカラダがよけいに固くなります。血流やリンパの流れが悪くなり、疲労が抜けません。ウォーキングやストレッチなど、軽い運動で代謝を高めましょう。
精神的ストレスが腰痛の原因という説もあります。仕事モードからリラックスモードに切り替える自分なりの方法をみつけましょう。
仕事モードの緊張状態が長期にわたって続くと、自律神経に負担がかかり、腰痛だけでなく、あらゆる不調の原因となりかねません。張り詰めた糸が切れやすいのと同じことです。
長時間のデスクワークや様々なストレスで知らぬまに呼吸が浅くなっています。酸欠状態では治癒力や免疫力はうまく働きません。意識して深呼吸をしましょう。
身体の6割は水分です。細胞一つ一つが良質な水分で満たされるよう、毎日1,5~2Lの水を飲みましょう(内蔵に負担がかかる場合などがありますので、注意が必要なこともあります)代謝が上がり、筋肉に疲労がたまりにくくなります。
座っている時の椎間板には、立っている時の1,5倍の負荷がかかっています。最低でも1時間には1回は席を立ち、ストレッチをしたり、トイレまで歩いたりしましょう。腰痛のない人も予防のために心がけてください。
車を車検に出したり、歯を毎日磨くのと同じように、いや、それ以上に大切なことです。背骨の歪みはレントゲンでも撮らないかぎり、目には見えません。しかし、腰痛に限らず、さまざまな辛い症状の原因は、背骨の機能低下が原因です。積極的に背骨のメンテナンスをしていきましょう。
腰痛予防のための生活習慣ということで書いてきましたが、この習慣は腰痛予防のためだけではなく、健康を維持するための生活習慣でもあるのです。
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